Hana道場【師範】のブログ

IchigoJamの徹底解説ブログ

IchigoJamアバターづくり!エルチカ→川下りゲーム→ミニゲームズの次の提案

f:id:hanadojo_sihan:20210124212927j:plain

①エルチカでコンピューターとの会話を楽しみ、②川下りゲームでプログラムを楽しみ、③ミニゲームズで一通りの動作に慣れ親しんだあとに、④としてのおすすめが「アバター(顔)づくり」

 

使うコマンドは、ゲームづくりには欠かせないLOCATE(LC)とPRINT(?)の2つだけ!写経だけでなく、自分のアイデアをプログラムで実装する経験を④番目としていかがでしょうか?

 

↑小学2年生も楽しそうに顔を作っていました^^

途中、眉毛が迷子?になり変な位置に表示されましたが、大笑いしていました。

失敗も楽しい「アバター(顔)づくり」をやってみましょう!

 

<教育的効果>
◆座標の考え方の習得
◆試行錯誤しながら自分のアイデアを実装する「プログラミング思考」

 

0. 画面の大きさを知ろう!

CLSで一旦画面を消して、Aという文字がヨコに何文字打てるか数えてみましょう!

タテは「1エンター、2エンター、3エンター、...」と打っていくと数えやすいです。

 

1.IchigoJamの画面について

f:id:hanadojo_sihan:20210124212928p:plain

ヨコは0〜31の32マス、タテは0〜23の24マスあります。

LC ヨコ,タテ 表示する位置を決める

 

2.左側の目を表示(チュートリアル

10 LC 13,5
20 ?"o"
20行目のoは好きに選んでもらいましょう。
 
3.右側の目を表示(チュートリアル
ヨコが17,タテが5の位置に目を表示してみようと問題を出してみましょう。
(答え)
30 LC 17,5
40 ?"o"
これでなんとなくLCと?の使い方が理解できます。
 
4.画面をきれいにしよう
プログラムで画面がゴチャゴチャしてきたので、CLS(クリアスクリーン)を加えましょう。
5 CLS
 
5.好きに鼻や口、眉毛などつくってみよう!
キャラクター表を渡して、好きにプログラムしてもらいましょう。
試行錯誤こそプログラミング教育!
(師範作アバター

f:id:hanadojo_sihan:20210124213908p:plain

髪の毛や舌など追加してもいいかも!
ここで一旦アバターづくりは終了。見せ合いっこしましょう。
 
6.瞬きアニメーションにチャレンジ!!(ステップアップ)
500 WAIT60
510 LC 13,5
520 ?"-"
530 LC 17,5
540 ?"-" 
550 WAIT60
560 GOTO10
 
500行目が目が開いている時間
550行目が目を閉じている時間
自由に変えてもらいましょう!!
 
RND(数)  0〜数-1の中からランダムに返す
 
500 WAIT RND(120)+180
3秒(180)は必ず目が開いているようにしています。 
 
目が開いてる時間がランダムになってよりリアルに!!
 
7.その他アニメーションにチャレンジ!!
時々セリフを話す(表示)ようにしたり、舌を出したり、ウインクしたり。
子どもたちのアイデアを引き出しましょう!
 

 
 
みんなでやると十人十色の表情が出来上がって 盛り上がります!
コンテスト形式でやってみるとイベントにもなっていいかもしれませんね。
 
「アイデア→試行錯誤→実装」が身につくとより主体的な学びに繋がります!
 
-------------------
 
<追記>2021.1.25
早速ブログを書いて次の日に鯖江の小学校のクラブでやってきました!
(20人、小学4年生〜6年生、45分)
 
ゆたかな表情でいっぱい^^

f:id:hanadojo_sihan:20210125181454j:plain

f:id:hanadojo_sihan:20210125181515j:plain

f:id:hanadojo_sihan:20210125181519j:plain

f:id:hanadojo_sihan:20210125181525j:plain

6番の瞬きプログラムにも挑戦!!
 
座標の感覚もつかめていいですね。
ぜひやってみてください! 
 

CC BY shoichi1031da / @shoichi1031da

twitter.com